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絵3における世界観は、ある意味で超越的で、原始的なインスピレーションに立ち返り、これまで無意識のうちに思考の中でこびりついていた様々な前提を破壊することと、それをバンドサウンドの中で再構築することにより表現されています。感情に訴えかけるリズムと旋律の構成をとるのではなく、視覚、認識、イメージと結びつく音と音との関係性の構築により、歌詞世界ではなく、音世界の上においてストーリー性を成立させることをテーマに制作された楽曲です。
シタールの音色とロックミュージックとの関係は1960年代にヤードバーズやビートルズ、ローリングストーンズが自らの楽曲に取り入れたことに端を発し、それからもサイケミュージックの中で幾度となく共存してきました。オシリスの悲哀は、シタールの音色とボンゴの律動が想起させる東洋的なサイケイメージを、ダンスミュージック的なリズムアプローチの中で表現した楽曲となっています。
「鼻男」はMantraの中ではかなり古くに制作された楽曲で、Mantraが得意とするハードロック的アプローチによって楽曲構成されています。特筆すべきはその表題からも感じ取られる、異質でいびつな歌詞世界です。フィクションでありながら現代社会が生んだ歪みの果てに自分を見つけ出す鼻男の存在はリアルに感じ取られ、その狂っていく様は悲痛でありながらどこか滑稽で、歌うのではなく独り言ちるかのようなボーカルと奇妙なリフメロディがその歌詞と絶妙にマッチし、親近感と違和感、喜劇と悲劇が絶叫とともに語られるような楽曲となっています。(自分でも何を書いているのかよくわかりません)
天狗一行に襲いかかる東洋の神秘!生まれる軋轢!疑念!妬み!サイケデリックな出来事の行き着く先は・・・!?(720pでの高画質視聴がおすすめ)